ソニーから久しぶりに楽しそうなカメラ?が登場しました!

こんにちは。

カセットダビング専門店 メモリーアルバム店長の木塚です。

 

先日はSONYがリニアPCMレコーダーを販売したという記事を書きましたが、今回もSONYの話題です。

最近ウォークマンなどの、なかなかとんがった製品を見なくなったソニーですが、今回久しぶりに購入欲をかき立てられそうな製品が発表されましたね。

 

その名もレンズだけカメラ「DSC-QX10/100」です。

写真を見てもらえばわかるかと思いますが、

http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/zooma/20130925_616593.html

 

いわば、デジカメのレンズ部分だけを切り取ったようなとてもユニークなカメラ?となっています。

この製品の最大の特徴は、一般のデジカメから液晶モニターを省いてしまったことです。

 

ソニーは以前にも、ユニークな格好のデジカメを販売してきましたが、

 

今回のDSC-QX10/100もこれらに負けず劣らず斬新な発想のカメラになっています。先程液晶モニターを取り除いたと書きましたが、では液晶モニターの代わりをどうするのか?参考サイトをご覧になってみればわかるかと思いますが、いわゆるスマホの液晶部分を借用しようということらしいんですね。

 

というより、スマホにもともと付いているカメラは、どうしても

  • レンズやセンサーが小さい
  • ズームがスマホの制約上デジタルズームになってしまう

といった、物理的な制約がどうしてもついて回るのので、「じゃあレンズとセンサー部分だけ別に取り付ければいいんじゃね」的な発想で作ったようなんです。

 

なので、スマホにDSC-QX10/100を取り付けた感じは一見すると、普通の薄型デジカメそのものです。

ちょっとビクターのハイブリッドカメラGC-PX1 http://www3.jvckenwood.com/dvmain/gc-px1/index.html に感じが似てなくもありません。

 

 

では、スマホとこのカメラをどのようにして繋ぐのがですが、もちろん線で繋ぐといったことはしません。Wi-Fiでスマホとつなぐ仕組みになっています。さらに操作のほとんどはスマホ側でできるようになっていますので、使い慣れたスマホが高性能なデジカメにへんし~んしてしまうんですね。

 

またWi-Fiでつながっていますので、Wi-Fiがつながる範囲では必ずしもスマホとカメラを密着させないといけないわけではなく、両方を離して使うことももちろん可能ですので、かなり自由なアングルでの撮影が可能です。 

 

今流行の自分撮りもスマホの液晶モニターを自分に向ければ簡単にできちゃいますね。

 

また、最近のデジカメやスマホでは高画素化がすすみ、撮った写真のデータが結構な量になりますがこのDSC-QX10/100では、フルサイズのデータはカメラ本体のメモリに保存し、フェイスブックなどのSNS用にはWi-Fiで自動転送して、すぐに使えるといった、とても便利な機能があります。

 

デジカメの方がレンズ性能から言えば画質がいいのはわかっているけど、普段デジカメとスマホの両方を持って歩くのは面倒といった不便さを解消してくれる点で、このDSC-QX10/100はいわば、デジカメとスマホのいいとこ取りといった感じなのです。

 

さらに最近のスマホの液晶はとても綺麗でサイズも6インチ級もあるなど、デジカメの液晶モニターとしても十分な性能です。ただし問題点として、Wi-Fi接続ですので今のように、巷にWi-Fiの電波がたくさんある環境では電波の干渉が起きやすくなるようです。

 

また、観光地などある程度まとまった枚数を撮る場合、まとまった時間で撮るのでいいのでしょうが、散歩などで気軽に撮りたいなど対象物が決まっていない場合は、スマホの電源を入れっぱなしにしておかないと、いちいちDSC-QX10/100と接続しないといけないので、面倒ではあります。

 

しかし、そんな不便な点を考慮しても、今までとは違った使い方を提案したという久しぶりのソニーらしい製品に拍手を送りたいです。頑張れソニー(^_^)

 

 

参考サイト

レビューなどあり

http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/zooma/20130925_616593.html

http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/167/167894/

 

2018年7月24日追記:DSC-QX10/100の販売は終わってました^^;

 

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