こんにちは。
カセットダビング専門店 メモリーアルバム店長の木塚です。
佐賀もようやく春本番ですね(^^)
先日カセットについての豆知識を書きましたが、今回もカセットについての豆知識です。
さて今回の疑問は、「60分と書いてあるカセットテープには本当に60分録音出来るの?」という疑問です。
カセットデッキはカセットを録音する専用の機器ですが、そのカセットデッキの高級機には、リニアタイムカウンターというカセットの録音時間を表示するカウンターが付いているものが多いです。しかしこのリニアタイムカウンターは結構誤差があり、CDの再生時間のように正確な時間は計れません。
しかしCDへダビングする際、CDへ記録した時間が正確に分かりますので、カセットに実際に収録されていた時間もわかります。今まで万という単位でダビングしてきましたが、テープに書かれてある時間より収録時間が短かったという事はありませんでした。
まぁ、単純に考えてみても、テープスピードは規格で正確に決められてますし、テープに収録出来る時間もテープの長さで正確に分かりますので、非常に正確に管理されています。
ですから、収録時間が書かれてあった時間より短かったということはまずあり得ません。
逆に、カセットデッキで録音していて、収録時間より短い時間しか録音できない場合は、カセットデッキのテープスピードが規格より早い場合が考えられますので、修理が必要だと思われます。
カセットテープからCDへダビングしていて思うことの一つに、ごく最近発売されているカセットテープは、昔のカセットテープより録音出来る時間が若干多めだということです。
60分収録ですと、片面32分ぐらいが昔のテープの標準でしたが、最近は65分収録出来るのもあるようです。
また、カセットデッキのスピードの個体差がありますので、同じテープでもデッキによっては収録時間が微妙に違いますね。