こんにちは。
カセットダビング専門店 メモリーアルバム店長の木塚です。
季節はすっかり秋になりましたね。
店長の事務所の窓からは少し黄金色に色づいた稲と、トンボが飛んでいるのを見かけるようになりました。
お恥ずかしながら、店長は学生の頃は生物学者になりたいと思ってました。
小さい頃に読んだあの名著「ファーブル昆虫記」を読んで感動したのがきっかけです。
昆虫記ではあまりにも有名な、フンコロガシの話を読んでびっくりしたのを今でも覚えています。
最近、なぜフンコロガシがあの独特の格好で糞を転がすのかが、分かってきたようですね。
なんと、天空の光を頼りに進む方向を判断しているようなんです!
あの小さな虫の中にそんなに素晴らしい能力があるとは、自然は奥が深いです。
ちょっと話が逸れましたが、外を何気に飛んでいるトンボも実は素晴らしい能力を持っているらしいんです。
トンボは簡単に飛んでいるように見えますが、実はどんな状態になっても、ヘリコプターのように空中で停止(ホバリング)したり、急旋回などをすることが出来るんですね。
しかも、ほとんど風がない状態でもホバリング等ができるんです。
なぜ、たった4枚の羽でそんなことができるのか、あまりわからなかったそうなんですね
しかし、9.11の福島原発の事故をきっかけに、自然エネルギーの利用が注目を浴びるようになり、そのなかで風力発電も研究が進むようになったんですね。
風力発電は太陽光発電と並んで、クリーンなエネルギーの代表ですが、風が弱い時の発電をどうするかが大きな課題でした。
その課題を克服するヒントになったのが、なんとあのトンボの羽の構造だったそうなんです!
詳しくはこちらのサイトに詳しく書かれています。
生き物ってすごい! トンボの羽から生まれた未来の風力発電「マイクロ・エコ風車」
トンボのハネの断面は、流線型をした航空機の翼と異なり、薄板を凸凹に折り曲げてつくったようなもの。
トンボはこの凸凹を利用して、先端からハネの上面に小さな渦を次々につくり出し、後ろに向かって流していたことと、このシャープペンの芯くらいの小さな渦の列を利用して空気の翼型を形づくり、その外側の空気を速やかに流していたことが分かりました。
さらにトンボの4枚ハネの他に、腹(通常の尻尾のこと)を加えることで、横風に対しても、大きく流れることなく、高度を落とさずに飛べることが判明したのです。
我々の想像をはるかに超えた巧妙な仕組みが、そこにはありました。
上記サイトから一部抜粋
上記のサイトの中ほどの写真を見てみればわかりますが、トンボの羽の断面を見てみると、いくつものでこぼこがありそこで空気の渦を作って、ホバリング等ができるようなんです。
ただの、のっぺりした1枚の羽ではなかったんですね!
このトンボの羽の構造を応用して、小さい風でも回転できる風力発電が開発されているそうです。
上記サイトの研究が進めば、近い将来、一般家庭でも小さな風力発電と太陽光発電で電力がまかなえる日が来るかもしれませんね。
カセットテープのダビングはメモリーアルバムまでどうぞ!