カセットダビング専門店 メモリーアルバム店長の木塚です。
前回のカセット基礎知識講座第1回に続きまして、今回は第2回目になります。
前回はカセットテープの基本構造を解説しましたが、今回はカセットテープの取扱方について解説してみたいと思います。
カセットの取扱い方 その1 カセットにはA面とB面があります(^^)
今の音楽を聴くスタイルの多くが、ネットやラジオで配信しているものを聴いたり、CDを聴くのが主流ではないかと思います。
その場合、A面とかB面とか特に意識することはないですよね。
でも、カセットテープは違うんです!
カセットテープには、アナログレコードと同じように、A、B面があるんですね。
A面のテープが最後まで再生されたら、オートリバースのデッキでない場合、手でカセットテープを裏返してB面を再生することになります。
ちなみにアナログレコードのシングル盤は、大体A面に売り出したい曲があって、B面にはそれ以外の曲が収められていたんですね。
それで、◯◯さんの大ヒット曲のB面は実はこの曲だった!
とか、TVやラジオで特集がくまれてたりしてました。
ネット配信だと1曲づつ購入できるんで、今はそんな事はないですが、昔は必ず2曲セットで曲を買っていたんです。
話がちょっとそれましたが、カセットテープには、通常何分録音できるかという数字が、書かれてあります。
こんな感じですね。
カセットの取扱い方 その2 カセットテープには上下があります。
カセットテープには、実は上下があります。
カセットテープにはテープがむき出しになっていて、ヘッドという音を記録する部品が当たるように出来ています。
このテープがむき出しになっている部分が「下」になります。
通常は、カセットテープに印刷がされていますので、その印刷の向きがカセットテープの上下と一致するんですね。
ですので、一部のラジカセやデッキを除いてカセットは写真に写っている向きでデッキに入れます。
このカセットテープの向きを反対にしてデッキに入れると、上手く録音・再生できませんので注意してくださいね。
今回は、カセットテープの面と、向きについて解説してみました。
基本中の基本ですが、今の若い方は結構新鮮ではなかったでしょうか。
カセットテープのダビングはメモリーアルバムまでどうぞ!